AKIRA HONDA | photographer

Tüg Tüg
2025.10.8wed.  – 15wed.
Gallery 5610
Tüg Tüg / түг түг (トゥグ・トゥグ)
n. モンゴル語における擬声音。
扉をノックする音、あるいは心臓の鼓動。
トゥグ・トゥグ | 本多晃写真展
4,820kmにおよぶモンゴル横断の道程で出会った407人。
草原は果てしなく広がり、風は心細さと自由をともに運んでくる。
Tüg Tüg /tʊg tʊg/ — n. Onomatopoeia in Mongolian: the sound of knocking on a door, or the beating of a heart.

On the 4,820 km journey across Mongolia, I crossed paths with 407 people.
The steppe stretches endlessly, the wind carrying both solitude and openness.
「Tüg Tüg(トゥグ トゥグ)」はモンゴル語で扉をノックする音、そして心臓の鼓動を表す擬音です。

2025年夏、本多はモンゴルの首都ウランバートル、ロシアとの北境フブスグル、そして西の最果てウルギーを巡り、4,820kmの道程で出会った407人の姿をポートレートとして焼き付けました。

見知らぬ誰かに声をかける躊躇いと、その先に生まれた交歓の時間―カメラを構えることはやがて心を通わせる扉となり、緊張の鼓動は胸の高鳴りへと変わっていきました。
乾いた大地に響く子どもたちの笑い声、泥だらけで無心にはしゃぐその姿。それは、誰もが持つ「生きる力」を改めて気づかせてくれるものでした。

本展は一人の写真家の旅の記録であると同時に、人と人が出会い交わることで立ち現れる生命の輝きを映し出した作品展です。
美しく尊いものに触れ、それを幸運にも形に残すことができた その記録を通じて、観る人自身の心の奥にも小さな鼓動を呼び起こすことを願っています。
Dear friends across Ulaanbaatar, Khuvsgul, Ölgii, and Tokyo

Khaisar, Tattimbek, Sayat, Nurasyl, Asylmurai, Abubakir, Ernar, Aidar, Zhiger, Aidar, Aiauka, Oka, Lusha, Zhamalghan, Ak ayu, Bashaqan, Aktos, Ayauka,
Erdenebayar Sukhbaatar, Aisana, Ayotlkhin, Kaika, Bek, Ben Moyle, Dashka
Mayu Fujisawa, Kiyotoshi Abe, Yushi Takahashi, Erica Iwamoto, Taro Kondo, Mito Ikeda, Daisuke Nakajima

Gallery 5610 〒107-0062
東京都港区南青山5丁目6-10
5610番館 表参道駅B3出口3分

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